当院はトリガーポイント療法に力を入れています。
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トリガーポイントとは直訳すると『ひきがね点』という意味です。筋肉はデリケートで、ちょっとした事で損傷したり、動きが悪くなってしまいます。そして、その筋肉にはトリガーポイントという『痛みの原因のポイント』が作られて、動きをさらに悪くしたり、血流を悪くします。トリガーポイントとは、ある一定の動作をする事により起こる『痛みの原因のポイント』ということです。トリガーポイント療法とは、痛みの原因のポイントを治療することによって効果を得る治療法のことです。

  
肩こりのある方は肩を触ってみてください。コリっとした硬い部分があり、そこを触ると『おー、これ効くなぁ』という所があり『痛気持ちいい』という感覚がします。実はそれが『トリガーポイント』と呼ばれるものです。

  
人間の筋肉は人体の約50%を占めます。その筋肉にはコリコリとした硬い部分ができます。このコリッとした部分を『硬結(こうけつ)』といいます。実はこの『硬結』の中にはさらに細かい『索状硬結(さくじょうこうけつ)』というものがあります。これは触るとヌルヌルしています。硬結はその名前の通り硬くなっているため血液の循環が悪くなり、しばらくすると『潜在性(せんざいせい)トリガーポイント』と呼ばれるものになります。これは「うーん、なんか肩がだるいなぁ」とか「腰がいまいち調子が悪い」といった、『関連痛(かんれんつう)』を引き起こします。この『潜在性トリガーポイント』を放っておくと、さらに筋肉の血液の循環が悪くなり、『活動性(かつどうせい)トリガーポイント』となります。すると交感神経症状(こうかんしんけいしょうじょう)を引き起こして痛みを感じてくるようになってしまいます。


  
トリガーポイントが潜む筋肉を鑑別するためには『短縮痛(たんしゅくつう)』を見極める必要があります。これは『原因のある筋肉を縮めたときに痛む』というものです。トリガーポイントの考え方として、無意識に『痛んでいる筋肉を伸ばすと楽になる』というものがあります。例えば、よく足を組んでいる人は、おしりの筋肉を伸ばしています。もし足を組んでいたら、組んでいる側のおしりの外側の筋肉を押してみて下さい。恐らく「おー、これ効くなぁ」という感じがする所があるはずです。腰が痛い人でも、『無意識に筋肉を伸ばしている姿勢』つまり、『痛みのある場所から、離れた所にもトリガーポイントは存在する』という事です。それが、腰痛の原因である可能性があります。『潜在性トリガーポイント』の場合、問診の際、『最近どこか痛かったところ、もしくは時々痛む部分はありますか?』と聞きます。すると、「そういえば〜した時に〜が痛みます」といったヒントを得ることが出来ます。トリガーポイントをよく学んでいる施術者ならば、痛みを引き起こしている可能性のある筋肉を見極めて治療を行うことが出来ます。『活動性トリガーポイント』がある場合は、直接『どこが痛みますか?』と聞きます。すると「ここが痛いです」と言っていただけます。同じように『短縮痛誘発テスト(たんしゅくつうゆうはつてすと)』を行ない、痛みを引き起こしている原因のトリガーポイントを見つけて、治療していきます。

  



  
針とトリガーポイントは非常に相性が合います。それはマッサージでは届かない深部の筋肉まで、ピンポイントで届くからだといわれています。例えば腰に座布団を重ねて指でグーッと押してもたいして感じません。それと同じように筋肉は重なって人体についています。慢性的な疾患ほど原因は深部の筋肉にあることが多いというように、そこにアプローチができる針とトリガーポイントは相性がいいと言われています。
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